【インプレ・レビュー】シグナムプロ ポリプラズマ
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こんにちは!かぼたりあんです。
今回はシグナムプロのポリプラズマを紹介していきます。
このガットはシグナムプロを代表するロングセラーガットで、2004年にドイツのテニス雑誌において、ポリエステルガットの総合評価で堂々の第1位に選出されております。
ポリプラズマ インプレ
スペック等
メーカー | シグナムプロ(SIGNUM PRO) |
製品名 | ポリプラズマ (Poly Plasma) |
素材 | ポリエステル |
断面形状 | 円形 |
構造 | モノフィラメント |
太さ | 1.18/1.23/1.28/1.33mm |
色 | パールオレンジ |
インプレ内容
セッティング
ゲージ | 1.23/1.28mm |
ラケット | バボラ ピュアストライク16/19 (2017年バージョン) |
テンション | 40ポンド(プレストレッチ10%) |
張り方 | 1本張 |
※下記のインプレ内容は、あくまで「ポリガットの中では」という前提での話です。つまり、ナチュラルガットやナイロンガットとは比較しておらず、ポリガット同士で比較した際にどう感じたか、という視点で書いたものであるということを念頭のうえで参考にしてください。
反発性能
反発力は全体的には標準レベルといったところですが、1.23mmと1.28mmでは差が大きく感じます。
1.23mmは軽さと柔らかさが同居した独特な打感で反発力もそこそこありますが、1.28mmは柔らかさが強めに出て、反発力はそこまでといった印象。一瞬受け止めてから弾くため、硬さを感じる打感が苦手な方には良いでしょう。また、1.23mmの方が多少飛びますが、あくまでポリガットであり、試打したどちらのゲージもパワーアシスト性能が抜群というわけではないので、基本的にはしっかり自分からスイングしていける方におすすめです。
スピン性能
スピン性能はやや控えめです。厚い当たりでボールを潰す際にかかるスピン量としては十分ですが、薄い当たりでスピンをコントロールすることは得意とは言えません。引っかかる感じもあまりないため、高弾道はやや打ちにくいですが、低弾道を求める方には安定したパフォーマンスが望めます。
テンション維持性能
テンション維持性能は高めです。シグナムプロのポリガットは比較的テンション維持性能が良いものが多く、ポリプラズマはその走りです。大きな打感の変化はなく長めに楽しめるガットであり、テンション維持性能とは違いますがコスパにも非常に優れているため、ガットは切れるまで使い、練習量も多いという学生には特に良いでしょう。
類似・競合製品との比較
プラズマピュア
ポリプラズマのただの白色バージョンかと思いきや、別物のガットです。
ポリプラズマよりも少し柔らかく、ホールド感があるためボールコントロールしやすいです。しっかり厚く当てた時はスピードも出るため、より精度を高めた攻撃をするならプラズマピュアの方が良いように感じます。
詳細なインプレはこちら→
プラズマヘキストリーム
ポリプラズマの弱点であるスピン性能を高めるため、6角形にしたガットです。実際にスピン性能は高まり、反発力も大差ないですが、少し打感が硬く感じます。この点は好みが分かれると思いますが、テンション維持性能は変わらず高めです。
詳細なインプレはこちら→
まとめ
おすすめできる方
・フラットドライブ系ショットをメインとする方
・テンション維持性能を求める方
・コスパを求める方
おすすめできない方
・スピン性能を求める方
・高弾道ボールで攻めたい方
ポリプラズマは、冒頭の繰り返しになりますが、2004年にドイツのテニス雑誌において、ポリエステルガットの総合評価で堂々の第1位に選出されています。日本でも一時期は大変流行し、テニスコートでよくオレンジ色のガットを目にしたものです。今での根強いファンがおり、私もたまに1.23mmを使用しております。コスパが非常に良いので、気軽に試せるのも良いところです。特にロールの値段にはビックリしますよ。下にリンクを載せておきますので、ぜひチェックしてみてください。