【インプレ・レビュー】ルキシロン サベージ
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こんにちは！かぼたりあんです。
今回はルキシロンのサベージを紹介していきます。
ルキシロンにしてはリーズナブルな価格設定で、カラーバリエーションも５色展開でラケットの色に合わせやすく、以前から興味はあったのに手を出してこなかった、断面形状が６角形のサベージ。ついに手を出したので、早速インプレしていきたいと思います。
サベージ インプレ
スペック等
| メーカー | ルキシロン（LUXILON) |
| 製品名 | サベージ（SAVAGE） |
| 素材 | ポリエステル |
| 断面形状 |
６角形 |
| 構造 | モノフィラメント |
| 太さ | 1.27mm |
| 色 | ライム、ブラック、ホワイト、ブルー、オレンジ |
インプレ内容
セッティング
| ゲージ | 1.27mm |
| ラケット | バボラ ピュアストライク16/19 （2017年バージョン） |
| テンション | 40ポンド(プレストレッチ10％) |
| 張り方 | １本張 |
※下記のインプレ内容は、あくまで「ポリガットの中では」という前提での話です。つまり、ナチュラルガットやナイロンガットとは比較しておらず、ポリガット同士で比較した際にどう感じたか、という視点で書いたものであるということを念頭のうえで参考にしてください。
反発性能
反発力は標準レベルです。やや面に乗る感覚と打ちごたえがあり、コントロールはつけやすいです。ただ、その分インパクトが重く感じて、若干のパワーロスが起きる印象があり、けっこう強めに叩いていくことができないとボールスピードが伸び悩むかもしれません。フラットに後ろから前にしっかり押せば、相手コートでのノビはある程度出ていたようなので、フラットドライブ系ショットを得意とするプレイヤーにおすすめです。
スピン性能
スピン性能は標準です。基本的なショートクロス等を打つには十分ですが、断面形状が多角形な割りには引っかかり感が少なく、グリグリにスピンがかかる印象はありません。前述のとおり、前にしっかり押す打ち方をしないと威力が出にくい傾向にあるため、スピン量で勝負するのではなく、厚い当たりで打っていく中でナチュラルスピンをかけていく使い方が良いでしょう。
テンション維持性能
テンション維持性能はやや低め～標準です。時間の経過や使用によって、間違いなく伸びは出てくるので、定期的な張り替えが必要です。伸びるに従って打感がボヤけていき、コントロール性能の低下が感じられます。ただ、ルキシロンのガットの中では価格設定が低めなため、コスト面での張り替えやすさはあります。
類似・競合製品との比較
プラズマヘキストリーム
サベージと同じく断面形状が６角形のプラズマヘキストリーム。サベージよりも少し硬い打感で引っかかりが良く、スピン性能が高いガットなので、スピン系ショットをメインに考えている方はサベージよりも良い選択になるかもしれません。
詳細なインプレはこちら→
エクスペリエンス
同じく断面形状が６角形のエクスペリエンス。あっさりとした弾きで反発力が強く、テンポの良いプレーが可能になるガットです。ショットスピードも出やすいため、攻撃的なプレーをしたい方にはおすすめです。
詳細なインプレはこちら→
まとめ
おすすめできる方
・フラットドライブ系ショットがメインの方
・打ちごたえを求める方
・コスパの良さを求める方
おすすめできない方
・引っかかり感を求めて多角形ガットを選ぶ方
・軽い打感を好む方
ルキシロンにしては珍しく断面形状が多角形のサベージ。形状の割には引っかかり感は少ないですが、打ちごたえがあり、コントロール性能は高いです。価格も高くなく、カラーバリエーションも豊富なので、試しやすい点がうれしいです。ご興味あれば、ぜひチェックしてみてください。
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