【インプレ・レビュー】ゴーセン　エッグパワー

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こんにちは！かぼたりあんです。

今回はゴーセンのエッグパワーを紹介していきます。

エッグパワーは、断面形状が楕円のガットをねじったような特殊な形状のガットで、ゴーセンのロングセラーの一つです。海外では「サイドワインダー」の名称で販売されています。

エッグパワー　インプレ

エッグパワー　インプレ

スペック等

メーカー	ゴーセン（GOSEN)
製品名	エッグパワー（EGGPOWER）
素材	ポリエステル
形状	断面が楕円のガットがねじれたような形状
構造	モノフィラメント
太さ	1.22～1.24/1.30～1.32mm
色	イエロー、ブラック、レッド

インプレ内容

セッティング

ゲージ	1.22～1.24mm
ラケット	バボラ　ピュアストライク16/19 （2017年バージョン）
テンション	40ポンド(プレストレッチ10％)
張り方	１本張

※下記のインプレ内容は、あくまで「ポリガットの中では」という前提での話です。つまり、ナチュラルガットやナイロンガットとは比較しておらず、ポリガット同士で比較した際にどう感じたか、という視点で書いたものであるということを念頭のうえで参考にしてください。

反発性能

反発力はやや高めです。ガットの形状も影響しているのか、打感は柔らかく、ホールド感も得られますが、インパクトが重くなる感じはありません。ゆったりしたスイングでも、きちんとボールを運ぶことができるので、浅くなりにくいです。スライスショットも運ぶように打つと非常に伸びます。もちろん速いスイングでも質の高いボールが飛びますが、フラットドライブ系の打ち方で強打するとやや飛び過ぎる印象だったので、その点は注意が必要です。

スピン性能

スピン性能は標準～やや高めです。勝手にかかるほどではありませんが、意識した時のスピン量は十分出ますので、しっかりボールが落ちます（その分、浅くなることがある）。フラットドライブ系からスピン系まで問題のない、オールラウンドなガットなので、様々な状況に応じて打ち分けやすいモデルです。

テンション維持性能

テンション維持性能は低めです。この点が、このガットの一番の弱みでしょう。試打初日から、打っている間に緩んできているのがわかってしまうくらい緩みやすいです。３日ほど使用すると緩みの進行は落ち着きますが、初日の使用感とは異なり、コントロールがつけにくくなりました。緩みを考慮して少し強めに張り、張り替えもこまめにすることをおすすめします。