こんにちは！かぼたりあんです。
今回はシグナムプロのポリメガフォースを紹介していきます。
私の周りには使用している人を見かけませんが、ゲージは４種類と豊富なので、実はけっこう人気あるのかも・・・と気になっていたガットです。早速使用感を確認していきたいと思います。
ポリメガフォース インプレ
スペック等
| メーカー | シグナムプロ（SIGNUM PRO) |
| 製品名 | ポリメガフォース （Poly Megaforce） |
| 素材 | ポリエステル |
| 断面形状 | 円形 |
| 構造 | モノフィラメント |
| 太さ | 1.19/1.24/1.29/1.34mm |
| 色 | ライトシルバー |
インプレ内容
セッティング
| ゲージ | 1.29mm |
| ラケット | バボラ ピュアストライク16/19 （2017年バージョン） |
| テンション | 40ポンド(プレストレッチ10％) |
| 張り方 | １本張 |
※下記のインプレ内容は、あくまで「ポリガットの中では」という前提での話です。つまり、ナチュラルガットやナイロンガットとは比較しておらず、ポリガット同士で比較した際にどう感じたか、という視点で書いたものであるということを念頭のうえで参考にしてください。
反発性能
反発力は標準～やや高めです。打感は柔らかめで衝撃が少ないため、楽に飛ぶとまではいきませんが、ポリガットの割には厳しさはあまり感じません。ホールドしている感覚がありながらも、その感覚がいき過ぎていないため、インパクトで重さが出にくいのも良い点です。素直にボールを弾いて飛ばしていくタイプの方や、カウンターパンチャータイプの方には合う場合が多いでしょう。
スピン性能
スピン性能は標準です。引っかかりを感じるタイプのガットではなく、スピンが得意なガットではないですが、一通りのことができる程度にスピンはかかります。ただ、もともとやや低弾道に飛ぶ傾向にあるガットであるため、その性質を活かして、フラットドライブ系ショットで押し込んでいくような使い方の方がおすすめです。むしろスピンは抑えていった方が、バウンド後に失速しないボールが打てて良いでしょう。
テンション維持性能
テンション維持性能はやや高めです。柔らかめの打感のガットはテンション維持性能が低い傾向にありますが、このガットは比較的良いです。緩みが遅めで、緩んでしまっても打感の変化は少ない印象です。しかも価格も安いので、いろんな意味でコスパは素晴らしいと思います。
類似・競合製品との比較
ポリツアーストライク
もっと自分から積極的にスイングして、攻撃力を高めていきたい方にはポリツアーストライクはおすすめできる１本です。ポリメガフォースよりも打ちごたえがあり、叩けば叩くほどパワーが乗ります。ボールを潰す感覚も得られやすいため、ハードヒッターの方にはお試しいただきたいです。
詳細なインプレはこちら→
アウトラスト
ソリンコから発売されているアウトラスト。このガットも素直な飛びで癖の少ない使用感なので、あまり知られてないですが、おすすめできる１本です。ポリメガフォースと比較するとやや飛びは控えめで少し硬めなので、より自分から打っていけるプレーヤーの方が合うでしょう。
詳細なインプレはこちら→
まとめ
おすすめできる方
・柔らかめの打感を好む方
・フラット気味に当てて打ち返すカウンターを得意とする方
・コスパを求める方
おすすめできない方
・スピン系ショット主体でスピン量を求める方
・ハードヒットを信条とする方
あまり知られてないですが、十分な性能とコスパの良さが光るポリメガフォース。個人的には見た目からしてもう少し厳しいガットなのかと想像してから試打したので、予想外に使いやすくて驚きました。もう少し使用者が増えても良い気がしますが・・・。気になる方はぜひ一度お試しください。
