【インプレ・レビュー】ルキシロン ４Gソフト
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こんにちは！かぼたりあんです。
今回はルキシロンの４Gソフトを紹介していきます。
試打した結果、４Gはややハードなガットの印象を受けましたが、４Gソフトはどうでしょうか。試打して確認していきたいと思います。
４Gソフト インプレ
スペック等
| メーカー | ルキシロン（LUXILON) |
| 製品名 | ４Gソフト（4G SOFT） |
| 素材 | ポリエステル |
| 断面形状 | 円形 |
| 構造 | モノフィラメント |
| 太さ | 1.25mm |
| 色 | ゴールド |
| 使用プロ (過去含) |
錦織圭 など |
インプレ内容
セッティング
| ゲージ | 1.25mm |
| ラケット | バボラ ピュアストライク16/19 （2017年バージョン） |
| テンション | 40ポンド(プレストレッチ10％) |
| 張り方 | １本張 |
※下記のインプレ内容は、あくまで「ポリガットの中では」という前提での話です。つまり、ナチュラルガットやナイロンガットとは比較しておらず、ポリガット同士で比較した際にどう感じたか、という視点で書いたものであるということを念頭のうえで参考にしてください。
反発性能
反発力はやや控えめです。４Gと大差なく、ガット自体にパワーがある感じはありません。どうしても自分からボールにパワーを与えていく必要があります。打感については４Gと比較するとややソフトになっておりますが、思ったよりは大きな変化はなく、標準的な硬さといったところ。すごく柔らかい打感を期待すると裏切られますが、適度な打ちごたえがあり、ボールが暴れずにをしっかり押せる打感で、コントロール性能が高い安定感のある使用感です。
スピン性能
スピン性能は標準です。スピン性能も４Ｇと大して変わらず、ゴリゴリとスピンをかけるためのガットではありません。打ちごたえのある適度な硬さを感じながら、しっかり前に押してナチュラルスピンをかけていく使い方が良いでしょう。押せた分だけ威力が増し、押して潰せた分だけナチュラルスピンの質も上がっていきます。またホールド時間も４Ｇよりは少し長く感じる分、スピン量のコントロールもしやすい印象です。
テンション維持性能
テンション維持性能は高めです。４Gよりはわずかに劣りますが、それでも十分高い性能で、打感の変化に敏感な方には大きなメリットが感じられるガットでしょう。ルキシロンのガットは価格設定が高めな傾向がありますが、４Gシリーズほどテンション維持性能が高いと、そこまでコスパが悪いとは感じないのがうれしいです。
類似・競合製品との比較
４G
４Gシリーズの基本ガット。ボールをしっかり叩き潰せた際は、芯の中に柔らかさも感じる感覚が得られますが、基本的には硬めで反発力も低く、少し使用のハードルが高めの印象です。一般的には４Ｇソフトの方が使いやすいという方が多いと思いますが、しっかり打ち込めた時は４Gソフトよりも威力は上ですので、しっかり打ち続けられる技術と体力をお持ちの方はぜひ挑戦してみてください。
詳細なインプレはこちら→
ポリツアーストライク
ヨネックスのポリツアーシリーズの中でも、ハードヒッター向けのガット。当てるだけではなく、それなりのスイングレベルは求められますが、４Gシリーズよりも威力が出しやすく、個人的におすすめできるガットです。ボールも潰しやすく、４Gよりも少しアルパワーに寄せた印象のガットで、ルキシロンのガットよりもコスパも良いです。
詳細なインプレはこちら→
まとめ
おすすめできる方
・基本となる４Gを使用して厳しさを感じた方
・安定感のある使用感を求める方
・テンション維持性能を求める方
おすすめできない方
・ガット自体にパワーを求める方
・グリグリにスピンをかけてプレーしたい方
４Gが適度にソフトになった４Gソフト。ソフトになってホールド感が少し増した分、インパクト時の打感の重さもわずかに増すのが苦手に感じる方もいるかもしれませんが、個人的には４Gソフトの方がおすすめです。錦織選手が途中で４Gから４Gソフトにスイッチした経緯があるのも興味深いですね（理由はわかりませんし、全米オープンで準優勝した際は４Gを使用していたそうですが）。ご興味あれば、ぜひ一度お試しください。
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